無料弁護士相談 Q&A by エッカート弁護士事務所 デュッセルドルフ　(画像は最終画面で添付できます)

今年の1月下旬に、キッチンのショールームを訪れて、プランを練ってもらい、約1万ユーロの購入契約書に署名しました。
帰宅後、やっぱりこの購入には無理があると思い、販売担当者にEメールにて、翌日に契約解除の旨を送りました。
契約書番号をタイトルにして、Kündigen,Widerrufenしたいと明記しましたので、担当者から返事のEメールがきていましたが、てっきり契約解除の手続きは済んだものとばかり思っていました。
その担当者からの返事のEメールは、もう手元に残っていません。

その契約から４か月後になって、封書で「6月5日までにscfriftlicher Formでいつこの契約が果たせるのか知らせるように。Ein kostenloses Rücktrittsrecht ist darin nicht vorgesehen.」と送られてきました。
残念ながら、その購入契約書は既に破棄してしまっており、確認できないのです。
その契約は無事に解約されたと思い込んでいたので、引っ越しの際に破棄してしまい、他店でキッチンを購入してしまいました。

この封書が送られてすぐにショップを訪れて、受付嬢に説明をすると、「ローンの申請が却下された時だけキャンセルが可能だったのよ。」と言われました。幸い、私が販売担当者に送信したキャンセルメールがスマホに残っていたので、それをその場で受付嬢に転送しました。
あいにく、販売担当者は接客中で直接話せなかったので、受付嬢が後で販売担当者と封書の送り主にこの件を知らせ、なおかつ封書の送り主に、私が転送したキャンセルメールをまた転送しておく、と言われ、その日は帰宅しました。
その際に、封書の送り主から私に電話をかけるように伝えておく、とも言われたのですが、まだ今のところは、電話はかかってきておりません。

購入契約書には署名したのに、その契約解除に際しては、署名せずにEメールで済んでいたと思っていた私が愚かでした。
これから私が取るべき行動のアドバイスをお願い致します。

お忙しい中、ご返信ありがとうございました。連休でセールス担当者が休暇のようですので、連休明けに連絡してみます。

契約を結んだ相手に契約書を再発行してもらい、よろしければ当事務所に直接メールにてご送付下さい。契約書にRücktrittsrechtについてどのようなことが書かれているかチェックし、私共の方で異議申し立ての可能性について確認させて頂きます。